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このコーナーは自分達のまわりの課題や出来事をわかりやすくデータなどもおりまぜて解説・提案するコーナーです。これまでの後援会新聞のなかでもとても好評でした。
「こんなことも教えて!」「よっちゃんならどう考えるの?」という興味のあることがあったら教えてくださいね!


今回のテーマ
鎌倉幕府成立が”イイクニ”から”イイハコ”へ 
[2008/06/23]

いきなりですが、問題です。
鎌倉幕府成立の年は?
1192年ですよね。われわれの世代では「イイクニつくろう鎌倉幕府」で、年号の代表的な覚え方でしたよね。あと「なくよ(794)ウグイス平安京」とかね。
しかし最近の教科書では、「1185年、源頼朝は諸国に守護・地頭という役人を任命する権利などを獲得。東国が中心だった支配権が、西国にも及び武家政権としての鎌倉幕府が成立」(山川出版社の詳説日本史B)と表記。これじゃ、「イイハコつくろう鎌倉幕府」になっちゃうっておさまりが悪いなぁ・・・。学説はまだはっきりしていないらしいけどね。
また頼朝については肖像画も本人か否かという問題が出ているようだ。
われわれの世代の教科書には必ず掲載されていた「源頼朝像」は最近の教科書では掲載していないようだ。それはこの肖像画は頼朝ではなく、足利尊氏の弟である足利直義を描いたという説がでてきたためだ。息子の教科書を見せてもらったら、そこには「源頼朝と伝えられる肖像画」と書いてありました。
このように歴史の解釈が変わって歴史でさえも変更されることがある。

他には、経済のような時事的な側面での変更もあります。
日本で最大の工業地帯はどこか?
われわれの世代は「京浜工業地帯」を思い浮かべるだろう。しかし1999年には、製品出荷額では「中京工業地帯」が逆転している。
また京浜、中京、阪神、北九州の四大工業地帯を学校でならったはず。しかし現在では製鉄業が昔ほど盛んではなくなり北九州工業地帯を製品出荷額で上回る工業地帯が存在するため、「三大工業地帯」とも言われているようだ。

その他にも学習内容が世代によって異なるものが、理科の解剖と音楽の楽器演奏だ。
まず理科の解剖は、40代以上では、六割以上がカエルの解剖を、40〜54歳では半数がフナの解剖を行っているようだが、30代以下は約6割が解剖そのものをやっていないようだ。
昭和30年代に理科教育が体系化され、小学校でフナやコイ、中学校でカエルの解剖を教えるようになった。しかし生命尊重の声が高まり、消えていったようだ。

音楽の楽器演奏も様変わりをしてきている。
音楽の授業でハーモニカを習った世代は、40代で約9割だが、10代では2割にすぎず、代わりに演奏しているのが、鍵盤ハーモニカ(メロディオンとか言いますよね)だ。これは1969年の学習指導要領改訂を機に全国の学校で採用されるようになったからです。
今、ハーモニカをふけるのはミュージシャンの「ゆず」ぐらいだろうか(笑)?

その他にもわれわれの時代と変わってきているものは、教科書や副教材がA4サイズになることで、ランドセルの大きさや机の大きさが変わったり、女の子の体操着がブルマーからパンツになったり、多くのものが変わってきています。誰ですか、俺の時代は脱脂粉乳だったなんて言ってるのは(笑)

時代とともに多くのことが変わってきていることは容認しなければなりませんが、子どもが学校で習う内容の影響は大きいということを、大人も再認識しなければなりません。

 
今回のテーマ
遊具の安全性とKY(危険予知) 
[2008/06/15]

滑り台やジャングルジムなど公園や学校の遊具をめぐる子どもの事故をよく聞きますよね。そんな中、ある団体が公園でこんな試みをしたそうです。
親子で小一時間ほど自由に遊んでもらい、子どもには面白かった遊具に青いリボンをつけてもらい、親には危険だと思う遊具に赤いリボンをつけてもらった。
すると興味深い結果がでた。
なんと双方の上位が一致したのだ。
つまり「高い登はん遊具、振幅の大きいブランコなど親が心配する遊具を、子どもたちはスリルがあると好む」という結果が出たのである。これは自分の経験からも十分理解できます。

学校や公園の設置者は、遊具の安全性に配慮しなければならないが、日本ではその基準を明確にするための安全基準を盛り込んだ日本工業規格(JIS)づくりがやっと動き出したようだ。しかし厳しい安全基準を設ければ、事故をめぐる訴訟が増え、安全コストが高まり、結局公園や学校から遊具がなくなってしまうなんてこともあるかもしれません。

ではわれわれ親は何ができるのでしょうか?
その前にまず危険と簡単に言いますが、危険の種類を確認しておきましょう。
危険には2種類あると言われています。
死亡事故や致命的なケガを招く「取り除くべきハザード」と「教育上むしろ必要なリスク」のふたつである。
小さなケガや痛みを通じて子どもは受け身や身のこなしを学んでいく。こうしたリスクは子どもの成長過程で必要なものです。ハザードはすぐにでも取り除くべきだが、必要なリスクを子ども達から奪ってはいけないと思います。

最近では子どもが危険に気づく前に、「転ばぬ先の杖」を実際に行ってしまう親が多いらしい。リスクから子どもを回避させてしまい、それが「親のやさしさ」だと言わんばかりの親御さんが多くなってきていますが、それは本当に子どものことを思っていることになるのだろうか?と疑問を抱きます。
本来であれば、小さなリスクをいくつも経験し、ハザードを予知させる能力を身に付けさせることが大切なのではないでしょうか?
不安なことは、このような環境で育てられた子どもは、いつでもリスクから回避されていると思い、いやいやリスクなんてものがあることさえも感じず、いざケガなどをしてしまった際には、パニックになってしまうことが多いそうだ。またそんな子どもが親になった時、リスクそのものがわかるのだろうか?という不安も否めない。
子どもを虐待してしまう親もいれば、このような形で子どもを溺愛してしまう親もいるという両極端の存在は、これまでの教育がどこからか迷い道にはまりこんでしまったことの現れなのかもしれませんね。

 
今回のテーマ
公立小中学校の耐震化・・・国の対応 
[2008/06/15]

早速、国が動いた。
6月11日、地震防災対策特別措置法が改正され、可決、成立した。
改正のきっかけとなったのは、四川大地震で多くの学校等が倒壊する事態が生じたからだ。
改正法は、大地震で倒壊する危険性が高い全国約10,000棟(耐震がされていないすべての学校ではない:Is値0.3未満)の公立小中学校施設について今年度から3年間で耐震化を加速化させるというものだ。
その内容は、
@市町村が実施する耐震補強事業への国の補助を二分の一から三分の二に、改築事業は、三分の一から二分の一に引き上げる
A市町村に校舎の耐震診断の実施と結果の公表を義務付ける
B公立幼稚園の耐震化事業への国の補助を引き上げる
C私立の幼稚園や小中学校にも国や都道府県で支援措置を検討する
というものだ。
いずれにしても市町村の財政部分での負担は軽減されたのだから、いつ来るかわからない天災を人災にしないためにも、一刻も早く、100%耐震化を進めてもらいたいものだ。

 


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